療法としてのアーツセラピーの理論を具体的にわかりやすくお伝えします。
アートを用いたセラピーの場でどのようなことが起こっているのか?
また、どのような関わり方が大切になってくるのかをお伝えして行きます。
アートセラピー、アーツセラピーは20世紀に入り、フロイトの無意識の理論を背景に発展していった様々な心理療法、精神療法とアーツ表現が結びつき、発展してきました。
しかし、一方でアーツ表現は、古代から人々の健康を取り戻す、あるいは病を癒す場において用いられてきたものでもあり、
アートセラピー、アーツセラピー自体の発想が新しく生まれたというわけではありません。
●アーツセラピーとは何か
前述の心理学との関係の中で生まれたアートセラピー、アーツセラピーについて、
アートの起源にまで遡り、本来のアートの持つ人を癒す作用、仕組みに付いての両方の側面からお伝えいたします。
●アーツセラピーのもつ危険な側面
さらに、人の心の病みの部分を扱う、心の療法としての基礎知識を踏まえ、アートの持つ危険な側面についても、取り上げていきます。(ただ絵を描けば癒される、アートセラピーとは残念ながらそのようなものではありません。)
●描画療法の取り入れ方
また、昨今、様々な描画療法が考え出され、利用されており、アセスメントとしても用いることが可能です。
一方的な分析ではなく、絵を描くことでの治癒が起こってくる、描画療法の取り入れ方の提案をさせていただきます。
概要
カリキュラム内容(月2回 火曜日9:00〜10:30 1回90分×6回 全9時間)
第1回 アーツセラピーにおける癒しのメカニズム
第2回 アーツセラピーの各モダリティー(表現媒体)
第3回 アーツセラピーの歴史と発展・哲学的なバックグラウンド
第4回 療法としてのアーツセラピー・病態水準について
第5回 様々な描画法
第6回 アーツセラピーの場の設定と具体例・個々人の取り入れ方
*毎回のクラスは、終了後にアーカイブとして残しますので、時間帯の合わない場合は動画でのご視聴も可能です。
*毎回、課題のレポートがあります。クローズドのグループを作り、その中でディスカッションの場を作ります。
ご質問なども、グループ内で発信していただければ、随時お答えして参ります。
*個別にアドバイスなどが必要な場合は、セッション付きコースをお選びください。 (8名限定)
80分(25分×3回も可)の個別セッションがセットになります。
受講料:66,000円 (定員 各クラス15名) * 再受講価格 33,000円 *ご視聴のみ 33,000円
77,000円(個別セッション付き・4名まで)
*再受講対象者:これまでに研究講座、理論講座をご受講いただいた方
*視聴のみ:課題の提出は必要ありません。また、内容に関するクラス時間外のご質問への対応はありません。
火曜クラス 午前 9:00〜10:30 |
木曜クラス(開催日未定) 夜 20:00〜21:30 |
内容 | |
1 | 6月6日 | アーツセラピーにおける癒しのメカニズム | |
2 |
6月20日 | アーツセラピーの各モダリティー(表現媒体) | |
3 |
7月4日 |
アーツセラピーの歴史と発展・哲学的なバックグラウンド | |
4 | 7月20日 | 心理療法とアーツセラピー・発達段階について | |
5 | 8月8日 | 様々な描画法・病態水準 | |
6 | 8月29日 | アーツセラピーの場の設定と具体例・個々人の取り入れ方 |
*お申し込み時に火曜クラス、木曜クラスのいずれかをご記入ください。